学生短期無給インターン体験者 早稲田大学 浜野真帆さん
- 研修期間
- 2017年1月10日〜2月10日
- 場所
- カリフォルニア州シリコンバレー
- 研修先
- IT企業
グローバルキャリア実習に参加した「目的」は何ですか?
今回参加した目的としては、大きく3つあります。1つ目は「働く」という経験をし、またそれを通してITへの興味を知識に還元すること、2つ目に外資系の会社への就職が決まったために英語の能力を上げること、最後にホームステイの経験を通して自分を見つめ直すことです。それに加えて、目的とは異なりますがアメリカという国に興味があったということが参加のきっかけにもなりました。今までアメリカ以外の興味のある国には行ったことがあったので、学生最後に自分の希望を叶えたかったという気持ちもあります。
その目的を達成することが出来ましたか?
ほぼ達成できた。 目的1に関して、「働く」経験はできたのですが、ITの知識に関してはきっかけ作りにはなったものの直接的に具体的なITに関する知識を学べたわけではないため、あまり達成できたとは言えません。(これは、自分自身の目的設定にも問題があったのでインターン先が原因とかいうことではありません。)具体的には、(属する部署にもよるのかもしれませんが)まず私自身に「働く」という経験がないことと、限られた短い期間の中で、ほぼ皆無の実力を活用して役に立てることをする必要があるということがこの結果につながったと考えています。しかしながら、目的の達成には至らずとも働く経験をする中で、またマーケティングチームに属する中で得た知識というのは貴重だったと胸を張っていうことができます。 目的2に関しては、自分自身のもっとやれただろうという反省も含めてだいたい達成できたかなという感触です。チームの仲間に個人的に質問する分にはそれほど困らなかったのですが、ビジネス英語の中で(またマーケティング用語も)理解できる言葉が少なく、ミーティング内では発言することが難しいなと感じる機会が多く弱気になりがちでした。あとは、日本人の上司(上田さん)に頼ってしまう自分がいたこともあり、やはり最後には甘えてしまっていた自分に反省する部分が多くあります。 目的3に関しては、思った以上に達成できたと思っています。やはり文化の違う全くの他人と暮らすということはお互い思うこと、受け入れなければいけないことなどもあって、自分の考え方を改めて見直すことができたなと実感しています。決して楽しい瞬間だけではなかったのですが、愛を持って接してくれるホストファミリーに出会えたので良かったです。
どのような実習を行いましたか?
日本人の上司のもと、マーケティングチームに所属して実習を行いました。内容としては、今までの広告資料作成、英語から日本語へのストリング翻訳作業、ホームページの細かな改善、エアポート広告の提案資料作成、次回出展イベントの準備、Webマーケティングのリサーチとそれに伴うアカウント作成やWebページの作成などを行いました。
海外企業での実務実習は、自分の将来に役立つと思いますか?
何がどう役立つか、働いたことのない私にはまだはっきりとわかりません。が、間違いなく貴重な経験だったとは言えます。「働く」ということが、本当に自由で自分次第ということがわかったこと、また、チームの中で個人として働く姿勢の基準ができたこと、またまだ何の力のない私自身に実力をつける覚悟を決めさせたこと。これらは仕事内容に関わらずとても大きな学びであり、今後社会に出るにあったって役立つ気持ちや気づきだったと思っています。
海外の企業で働いてみて、日本と違うと感じたり、気がついたことは何ですか?
「自分次第」ということが一番大きな気づきだと思います。出社の時間も仕事への取り組み方、時間の使い方、自分が自分をマネジメントできないと働き続けるのは難しいなと肌で感じることができました。逆にいうと、手を抜くのはすごく簡単なことで、それもすぐに自分に返ってくるということがわかりました。またそれらが、私にとっては居心地のいい空間でもありました。規模がそれほど大きな企業でなかったこともあって、どんな小さな仕事であっても自分がやったという価値を付加して仕事をやり遂げると、成果(達成感)を感じることができるし仲間に還元できることが多いなとも感じました。
ホームステイはいかがでしたか?
非常に良い経験になった。 久しぶりにホームステイをしたいと思ったのは、人をまるっと受け入れる心の余裕が私自身にしばらくなかったからです。楽しい瞬間だけではないということも、第2のアメリカの家族ができる喜びというのも、きっとあるだろうなと思いながらホームステイを希望しました。結果、やっぱりホームステイはすごくいい経験だったと言えます。 自分が発信しないと何も状況は変わらず伝わらない、自分のことを全て知ってくれているわけではない、それでも見ず知らずの私を受け入れてくれると決めたホストファミリーの暖かさに触れることで、自分自身の心構え、行動が変化していったことが自覚できました。また異なる文化に直で触れることができるのもホームステイのいい点だと思います。私のホストファミリーはインド人の家族だったので、食事という面でもママのお友達との繋がりでも新しい発見がいくつもありました。
休みの日や帰宅後はホストファミリーとどのように過ごしましたか?
休みの日は必ず、どこか有名な観光スポットや大学、ショッピングなどに連れ出してくれるホストファミリーでした。ママと二人で出かけることが多かったです。 帰宅後はそのまま買い物に出かけたり、近くを散歩したり、自分の部屋で過ごしたり、ダイニングでテレビを見たりして過ごすことが多かったです。
浜野さんのホスト企業担当者の方からのお声
Maho always had positive attitude toward assigned projects and willing to take on any new challenges within her ability. Work results were accurate and complete for the most part. She was also very punctual and her work ethic was good example to other employees. We truly enjoyed having Maho work with us and miss her presence and her support in our company already.
浜野さんのホストファミリーさんからのお声
We loved having Maho stay with us. The time has gone by so soon. I enjoyed all the time we spent together shopping and cooking too. We wish Maho all the best in life and hope to see her sometime in the future. Love and best wishes to Maho always.
短期無給研修参加者の声
- 2017年春休み短期インターンシップ参加 京都ノートルダム女子大学 K.Tさん
- 日本語が通じない場所で通勤し、アメリカ人と肩を並べデスクワークしたことはそうできるものではないことですし、また行くと決意したことは大きな進歩であったと思うので、やりきったことや覚悟が今後の自信につながると思います。
- 2017年春休み短期インターンシップ参加 京都ノートルダム女子大学 M.Sさん
- 最初は思ったより日本語が多いなと思いましたが、今ではこの会社でよかったと心から思います。職場の人たちはとてもこんな仕事が出来ない私でも仲良くしていただいて、またたくさんのレストランにも連れて行ってくれました。ホストファミリーでもお昼も作ってくれたのでほんとにこうような良い人たちに出会いの機会をくれたことを心から感謝申し上げます。ありがとうございました。
- 2017年春休み短期インターンシップ参加 鹿児島大学大学院 K.Mさん
- 実習を通して、普段経験できない貴重な経験ができました。企業と自分を繋げて頂き、アメリカの企業で実際に実習を行うことを実現させて頂き、ありかどうございました。
- 2017年春休み短期インターンシップ参加 関西外国語大学 A.Oさん
- 自分のしたい仕事かを見極め、自分だったらこっちの方が向いてるかな?とか考えることができたので、進むべき方向を見つけることができ、それに向かっての資格などを取ることが大切だなと、もっと頑張ろうと思えた。
- 2016年夏休み短期インターンシップ参加 大阪工業大学 T.Yさん
- 日本からでたことがなかったので海外で、しかもインターン生として仕事をさせていただくことで自分自身の視野が広くなりました。
そして何事にもチャレンジをすることが大切なんだと実感できましたので、将来的になんでもチャレンジすることを大切にしようと思いました。 - 2016年夏休み短期インターンシップ参加 大阪工業大学 横井涼さん
- 様々な国籍の人がいて、文化も環境も違うなかで、今までしたことの無い経験をし、行ってよかったです。
企業では、日本では出来ないと思われるほど、深いところまで関わらせていただけました。
文化の違う環境の中で、自発的に行動するということを学んだこと、これは社会に出ても役に立つと思います。 - 2016年夏休み短期インターンシップ参加 関西大学高等部 匿名女性
- この研修は高校生ではなかなか出来ない経験で、他の人と差をつける良い機会だった。大学に入る前の自分のアピールポイントになると思う。実際に物を売っているショップの現場を知ることができて、コミニュケーションの大切さと自信や積極性を持って取り組むことが大事だと身にしみて分かった。将来働く時の態度につながると思う。
- 2016年夏休み短期インターンシップ参加 関西外国語大学 M.Yさん
- 私はアパレル業界に興味があり、今回はアパレル貿易会社でオフィスと店舗での研修をさせていただいたのですが、オフィスでも店舗でも、やはり日本で働くこととの違いを知ることができたのと、店舗では現地の方とお話をすることができたので、自分の目的を達成できたと思います。将来、海外と日本のどちらで働くことになっても、日系企業で2ヶ月間働いたことは、すごくいい経験になりました。アパレル業界に興味があるので、今までアパレルでアルバイトすらしたことがなかった私にとっては、今回のインターンシップで知識を付けることができとても良かったと思っています。日本のアパレルで働くことになったとしても、私には、海外のアパレルで働いたことがあるという経験の強みがあるので、これから役に立つと思います。
- 2016年夏休み短期インターンシップ参加 Mary Baldwin College I.Sさん
- リスニングに関してはとても練習になりました。話す方は若干受け身になってしまいましたが職員の方々がフレンドリーに話してくださってコミュニケーションの練習になりました。日本の一般的な老人ホームとは違ってホームというより学校のような場所でさまざなアクティビティがあり、毎日こんなことをしたら興味を持たせられるか試行錯誤しました。私は中学の英語教諭を目指しているのでこの経験は授業を考える際にとても役立つと思います。また、どんなことでも利用者ができたこときづいたことに対してプラスの意見や賞賛の言葉をかけるというやりかたもとても参考になりました。
- 2016年夏休み短期インターンシップ参加 龍谷大学 T.Kさん
- 実習は文句なしで大変良い経験をさせていただきました。将来社会人になって海外出張があったときに、海外未経験で行くよりかは遥かに精神的にラクだと思います。また、今まで自分の中で日本での働き方が基準になっていましたが、それを壊すことができました。
- 2016年夏休み短期インターンシップ参加 龍谷大学 中島海斗さん
- 多くの人種の方がいる場所なので文化や習慣の違いをなるべく共存させようとしている職場であった。職場では自分よりも英語を話せない人や同じくらいのレベルの人も堂々と働いていたため自信になった。将来的に海外で仕事をしたいと考えているので、その時必要な英語力の確認が出来た。
- 2016年春休み短期インターンシップ参加 関西外国語大学 大城 諒介さん
- 研修の身にも仕事を与えてくれてたくさん教えていただいて色んなところにも連れて行ってもらってすごい充実した1日を送れました!これからも楽しんでできそうです!
- 2016年春休み短期インターンシップ参加 中京大学 鈴木健太郎さん
- 職場の人たちみんな明るいので楽しくやっていけそうです。 マーケティングがやりたくて来たということを伝えると、それに関するような仕事ができるようにするねと言ってもらえました。1週間に1回、仕事のことで話をする時間も設けてくれるようなのでそこで何を話すかも考えて仕事を頑張りたいと思います!
- 夏休み短期インターンシップ参加 K.D.さん
- アメリカでは新しい発見が多く、もっと色々なことをやってみたいという積極的な自分になれました。 2週間という短い期間で英語力がさほど変わらなかった気はしますが、もっと勉強しようというきっかけになりました。
- 夏休み短期インターンシップ参加 M.M.さん
- アメリカ研修を通して異文化やアメリカ人の考え方を知りお互いを理解しあうことの大変さを学びました。 ホームステイではドイツ人、韓国人と出会い互いを紹介しあったりしてみんなで楽しむことが出来ました。
- 夏休み短期インターンシップ参加 F.M.さん
- 海外に行くのが初めてだったので見るもの全てが興味深く、研修を通して、アメリカと日本で働く違いを身をもって学びました。 語学力を鍛えるのには2週間では難しかったのですが、今後、英語をもっと勉強するきっかけとなりました。
- 夏休み短期インターンシップ参加 K.Mさん
- アメリカのビジネススタイルを学び、1つのチームとしての個人の役割が大変大切だと感じました。 ホストファミリーと休日を過ごす中で本当の家族のような関係を築くことができとても良い体験となりました。