こんにちは、日本からシリコンバレーへの研修を15年間サポートしていてる世界へとびだせ.COMです。

今日は新型コロナウイルス感染症について、今のシリコンバレーの状況を共有します。

サンフランシスコ・シリコンバレーは海外からの出入りが多く、感染の拡大が予測されたため、アメリカの地域の中でもいち早く自宅退避命令がだされました。
現在では、自宅退避命令やその他の対策によって感染を最小限にとどめている地域として、州外から注目されています。

１．自宅退避命令について
学校や会社、レストラン、モールなどの商業施設、図書館、公園、ビーチなどの公共機関は基本的に閉まっています。
食べ物やトイレットペーパーなど日常生活に必要なものを買いに行く以外は、外出は禁止されています。
ただ、外では、近所を散歩・ジョギング・サイクリングしている人をみかけます！散歩しているご家族はよく見かけます。

交通の量もめっきり減り、ガソリンの値段が大幅に下がりました。今日は、1ガロン（3.8L）3ドルでした。

２．学校の状況
学校は幼稚園から大学まで、オンライン授業に移行しています。
ZoomやWebexを使用して、体育のクラスまでオンラインで行えるようになっています。
先生が生徒がライブでつながっていて、きちんと運動していないと注意されることもあるようです。
生徒も楽しんで参加していて、体育は特に人気だそう。
家庭によって、パソコンや端末が子供の分用意していない場合は、学校がクロムブックを配布しています。

３．レストランの状況
レストランの営業はテイクアウトやデリバリーに限られています。
消費者の負担を減らすため、UberEatsではデリバリー費用が無料になっているレストランばかりです。
先日、テイクアウトを取りに行くと、カード決済機がお店の人から遠くに置いてありました。
椅子の上の白いカード決済機で支払い。店員と客の接触もミニマムに抑えます。

テイクアウトのみ受け付け中

４．スーパーマーケットの状況
一度にお店の中に入ることのできる客の人数を制限している店が多いです。
待っている間の列も前の客と6フィート（約180㎝）離れるように指導されます。
お店によっては、6フィートごとにテープがはってあります。

レジも一回使用するごとに、スタッフが消毒したり、トイレットペーパーや卵など買い占めが起こりやすい製品は購入点数の制限を設けたりしている店が多いです。

５．公共機関の運行状況
電車やバスは本数を減らして運行しています。
スーパーマーケットなどに行く必要があるときは、自家用車を使用するように推奨されており、乗客が乗っていないバスをよく見かけます。